VRoid を Unity に読み込んで動かしてみる
VRoid Studio で作ったVRMデータをUnityに読み込む方法について記載します。
以前、こちらの記事で作ったモデルをUnityに取り込んでみたいと思います。
VRoid Studio でモデル作成 使い方 | mintsu's blog
目次
Unity で VRoid のキャラを動かしてみる
Unity に UniVRM をインポートする
Unity に VRMファイルを読み込むための、便利なツールが提供されているので、こちらを利用させてもらいます。
今回は最新(2019年4月26日時点)の UniVRM-0.51.0_1b36.unitypackage をダウンロードして利用します。
それでは、Unityの新規プロジェクトを作ってインポートします。
Unity のバージョンは 「Unity 2018.2.12f1 」 を利用しています。
Unity 2019.1.0f2 が出ていますが、Unity 2019ではうまく読み込めなかったので、2018を使っています。
メニューから 「Assets」 => 「Import Package」 => 「Custom Package...」 を選択して先程ダウンロードして unitypackage ファイルを選択してインポートします。
VRM の読み込み
VRMファイルを Assets 以下にドラッグアンドドロップで入れてください。
自動的に Prehub が出来上がります。
Unity に読み込むだけであればこれだけでいいので非常に簡単です。
キャラクターを動かす
実際にゲーム画面に表示して動かせるようにしてみます。
フィールドの作成
まずは、フィールドを作ります。
Hierarchy のところで、 右クリック 「3D Object」 => 「Plane」を選択します。
フィールドを広げておきたいので、inspector から Scale 変更します、 x と z それぞれ2に設定しておきます
キャラクターの配置と設定
フィールドへの配置
読み込んだVRM の prehub をドラッグして画面上に配置してください。
キャラクターの設定
Standard Asset を利用できる準備をしておきます。
Window => General => Asset Store を選択し、「Standard Asset」を検索して、Download、またはimportしておきます。
読み込んだVRMのGame Objectを選択肢、inspectorの「Animator」の設定をします。
Animatorの Controller に 「ThirdPersonAnimatorController」を指定します。
「Add Component」から「Third Person User Control」を検索して、選択します。
各種 Component の設定をしていきます。
今回の自分の作ったモデルに合わせた設定なので、モデルによって具体的な設定値は異なります。
Capsuel Collider
Center: X=0, Y=0.8, Z=0
Redius: 0.4
Height: 1.6
Third Person Character
Jump Power: 8
Ground CHeck Distance: 0.2
動かしてみる
上記までの手順で設定は完了しています。
プレイボタンを押して実行してみます。
矢印キーで動かせます。 スペースキーでジャンプができます。
最後に
今回 VRM ファイルのUnityへの読み込みを試しました。
ツールが用意されてるので非常に簡単に導入できました。
3D モデルを作るのは非常に大変なのですが、VRoid Studioで作ってUnityでも使えるとなると、ゲーム開発が捗りそうです。