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VRoid を Unity に読み込んで動かしてみる

2019-04-27 08:00:00
Unity

VRoid を Unity に読み込んで動かしてみる

VRoid Studio で作ったVRMデータをUnityに読み込む方法について記載します。
以前、こちらの記事で作ったモデルをUnityに取り込んでみたいと思います。
VRoid Studio でモデル作成 使い方 | mintsu's blog

目次

Unity で VRoid のキャラを動かしてみる

Unity に UniVRM をインポートする

Unity に VRMファイルを読み込むための、便利なツールが提供されているので、こちらを利用させてもらいます。

Releases · vrm-c/UniVRM

今回は最新(2019年4月26日時点)の UniVRM-0.51.0_1b36.unitypackage をダウンロードして利用します。

それでは、Unityの新規プロジェクトを作ってインポートします。
Unity のバージョンは 「Unity 2018.2.12f1 」 を利用しています。
Unity 2019.1.0f2 が出ていますが、Unity 2019ではうまく読み込めなかったので、2018を使っています。

メニューから 「Assets」 => 「Import Package」 => 「Custom Package...」 を選択して先程ダウンロードして unitypackage ファイルを選択してインポートします。

unitypackage インポート

VRM の読み込み

VRMファイルを Assets 以下にドラッグアンドドロップで入れてください。
自動的に Prehub が出来上がります。

Unity に読み込むだけであればこれだけでいいので非常に簡単です。

キャラクターを動かす

実際にゲーム画面に表示して動かせるようにしてみます。

フィールドの作成

まずは、フィールドを作ります。
Hierarchy のところで、 右クリック 「3D Object」 => 「Plane」を選択します。
plane の作成

フィールドを広げておきたいので、inspector から Scale 変更します、 x と z それぞれ2に設定しておきます
plane の設定

キャラクターの配置と設定

フィールドへの配置

読み込んだVRM の prehub をドラッグして画面上に配置してください。

キャラクターの配置

キャラクターの設定

Standard Asset を利用できる準備をしておきます。
Window => General => Asset Store を選択し、「Standard Asset」を検索して、Download、またはimportしておきます。

読み込んだVRMのGame Objectを選択肢、inspectorの「Animator」の設定をします。
Animatorの Controller に 「ThirdPersonAnimatorController」を指定します。

「Add Component」から「Third Person User Control」を検索して、選択します。

各種 Component の設定をしていきます。
今回の自分の作ったモデルに合わせた設定なので、モデルによって具体的な設定値は異なります。

設定値

Capsuel Collider

Center: X=0, Y=0.8, Z=0
Redius: 0.4
Height: 1.6

Third Person Character

Jump Power: 8
Ground CHeck Distance: 0.2

動かしてみる

上記までの手順で設定は完了しています。
プレイボタンを押して実行してみます。

矢印キーで動かせます。 スペースキーでジャンプができます。

最後に

今回 VRM ファイルのUnityへの読み込みを試しました。
ツールが用意されてるので非常に簡単に導入できました。

3D モデルを作るのは非常に大変なのですが、VRoid Studioで作ってUnityでも使えるとなると、ゲーム開発が捗りそうです。