mintsu's blog

漢検2級に合格しました!

2019-03-26 00:00:00
日記

漢検2級に合格しました!

先日漢検2級に受けて、その結果が発表され合格しました!
合格した経験をもとに、漢検2級に合格するまでの期間、勉強時間、勉強方法について参考になるように、記載していきたいと思います。

目次

動機

漢検を受けようと思った動機は主に下記の2点です。

  1. 何かしら勉強・資格試験をしたかった
  2. 漢字の書き取りの苦手の克服

1番目に関しては、毎年新しいことや新しい勉強をを始めるという取り組みをしているので、次は何しようかなーと考えていたところ、それなりにメジャーな資格である漢検がいいのではと、候補に上げました。

2番目はもともと漢字の書き取りが非常に苦手で、それを克服したいとずっと思っていたためです。
普段仕事等で文章を読むことはそれなりにあるのですが、書くことはほとんどなく、いざ文章を書くときにはひらがなしか書けない状況でした。小学生レベルの漢字も書けないことも多いです。流石に大人として、日本人として恥ずかしいのでなんとかしたいと思っていました。

ちなみに漢検は今まで一切受けたことないのすで、2級にいきなり受けることにしました。
一応下記のサイトではすべての級で満点取れたためです。
読みはそれなりに自信あるので満点取れました。
漢検受験級の目安チェック

漢検2級について

漢検2級のレベルは次の様になっています。

説明
レベル 高校卒業・大学・一般程度(2136字)※常用漢字がすべて読み書き活用できるレベル
程度 すべての常用漢字を理解し、文章の中で適切に使える
合格率 20%程度

日本漢字能力検定のWebサイトを参照しました。

各級の出題内容と審査基準
平成30年度 受験データ

勉強期間・勉強量

結論としては自分の場合は下記の期間、勉強時間で合格することができました。

  • 勉強期間: 1ヶ月半
  • 勉強時間: 約50時間

ちなみに、漢検の勉強をする前の自分の漢字の実力は下記の感じです。

  • 漢検は受けたことがない
  • 2級レベルの読みは8割取れる
  • 2級レベルの書きは1~2割り取れるかどうかの程度

勉強方法

勉強には参考書1冊、アプリを利用した勉強を行いました

使った参考書、アプリはこちらです

参考書: 赤チェックシート付 漢字検定2級[頻出度順]問題集 (高橋の漢検シリーズ) | 資格試験対策研究会 |本 | 通販 | Amazon

アプリ: 漢字検定・漢検漢字トレーニング(無料版) - Google Play のアプリ

参考書とアプリの使い分けですが

書きが必要になるような、ガッツリ机に向かって勉強する場合は参考書を利用。

通勤時等スキマ時間はアプリで勉強という使い分けでした。

漢検では下記の9項目に分かれているのでそれぞれの勉強法について記載します。

  1. 読み
  2. 書き取り
  3. 四字熟語
  4. 送り仮名
  5. 誤字訂正
  6. 対義語・類義語
  7. 同音・同訓異字
  8. 部首
  9. 熟語の構成

読み

自分の場合読みはもともと8割以上は取れる状況だったため、読みを意識して勉強は一切しませんでした。
ただし、書きは一切できなかったため、参考書の読みの項目もすべて書きとりを行いました。

書き取り

上記の読みと一緒に、書きの項目もひたすらノートに書き出して覚えました。
こんな感じでひたすらノート書きました。

漢検勉強ノート

四字熟語

ここは本試験でも一番点数が取れない部分でした。
勉強法としては、こちらも最初はひたすら書くということをやっていましたが、
意味を一緒に覚える必要があるので、ひたすら書くというのはあまり効率的では無かったと思います。

途中から意味を四字熟語をマッピングさせるべく、書き取りはやめ、アプリを利用して勉強する方向に切り替えました。

送り仮名

ここはもともと、なんとなくで8割ほどできていたので、参考書を眺めるだけと、アプリを使った勉強だけで済ませました。

誤字訂正

こちらは、ひたすら参考書・アプリの問題で間違えたところを繰り返し解きました。
どこが誤字かはわかるけど、漢字が書けないというのが多かったので、こちらも漢字が浮かばなかった部分に関しては一度書いて覚えました。

同音・同訓異字

こちらも基本的に参考書の問題をひたすら書きました。
前後の文脈を意識する必要があるので。そこだけは意識してすすめました。

対義語・類義語

こちらは文脈等は関係なく二字熟語の意味がわかっていれば解けるものでした。
意味的なものは、ほとんど理解していたので、ここも書きができないことが得点が取れない原因となっていました。
そのため、こちらもひたすらノートに書いて、書きを重視で勉強しました。

部首

こちらは試験の配点も低く、覚えてなくてもなんとなくである程度感覚で解けます。
アプリで問題を解いて、自分の感覚と違う部分のみを繰り返しアプリで勉強しました。

熟語の構成

こちらはアプリを使ってひたすら反復練習をしました。
何度もやっているうちにわかってきますし、アプリでできるのでそれほど時間がかからず反復練習をしました。

漢検2級を受けた感想

今回漢検2級にいきなり受けました。
当初目的だった資格を取りたいという目標に関しては2級に合格できて達成しました。
もう一つの漢字の書きをできるようにするという目的を漢検2級を取ることで達成できたかというとそうでもないです。

今回2級にフォーカスして勉強しました。
その結果2級の頻出単語は書けるようになりますが、4級、3級、あたりの頻出漢字は実は書けなかったりします。
4級、3級が受からないというわけではなく、あくまで書き取りだけに関して言うと2級の勉強だけやってても4級,3級の漢字はカバーできていないということです。

なので結局、2級に合格したあとも、ちょっと3級や4級の書きだけ勉強していたりします。

資格がほしいという目的ではなく、漢字をしっかり書けるようになりたいという目的であれば、4級辺りから段階的に勉強していったほうが良かったかもしれません。

今後については、準1級を受けていきたいところではありますが、しばらく別の勉強をしたいと思ってるので、また時間ができたら準1級にも挑戦したいと思います。