Unity2019入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作 レビュー

2020-01-25 23:00:00
書評

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Unity2019入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作 レビュー

Unity入門2019を買ってUnityの勉強をしたのでレビューします。
初心者に非常におすすめの本です。解説が丁寧で、迷うことなくUnityの使い方を学ぶことができます。初心者向けでありながら2D、3D、タイトルシーン、BGM、ゲーム制作に必要な要素はしっかりと詰まっています。

目次

レビュー 書評

Unity2019入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作

Unityでゲームを作りたい!

ゲームを作りたい!と思ったとき最近ではUnityを使ったゲーム開発がまず挙げられると思います。

Unityでゲーム制作を始めると言っても何からしていいかわからないですよね。

  • どこから始めたらよいかわからない
  • プログラミングをやったことがない

そういった方にこそぴったりなUnityの入門書籍になると思います。

この一冊を読むだけでUnityを使ったゲーム開発の流れがわかります。
2Dゲーム開発、3Dゲーム開発、BGM、タイトルシーン作成等ゲーム制作に必要な要素がこの一冊に詰め込まれています。

章立て

Chapter1~7の構成されています

Chapter1,Chapter2ではUnity自体のインストール方法、環境の作成方法
Chapter3以降は実際に簡単なゲームを、写真入りで解説された手順に沿って作っていきます。

Chapter3以降で学べることについてもう少し詳しく見ていきます

Chapter3 玉転がし

Chapter3では玉転がしゲームを作っていきます。
ここで学べるのは下記の様な技術

  • ゲームオブジェクトの作成
  • コンポーネントのアタッチ
  • 物理マテリアルの設定
  • マテリアルの設定

ここで良かった点は、物理マテリアルやマテリアルの設定についての解説がある点です。
最低限の動くものであればゲームオブジェクトの作成と、コンポーネントのアタッチだけで可能です。
しかし、「ゲーム制作」ということを考えると、もっとボールを跳ねるようにしたい、色を変えてみたいという要望が出てくると思います。
このあたりを後回しにせず、この章で自然な流れで物理マテリアル設定、マテリアル設定の解説があるので、ストレスもなく作業ができました。

Chapter4 2Dゲームを作ってみよう

Chapter4では2Dゲームの作り方について書かれています。
ここでは矢印キーの入力を受け取って左右に移動させたり、スペースで弾を打ち出すといった、2Dゲームで必要な知識について学べます。

  • 1枚の画像データの中に複数の画像素材を入れて扱う方法
    • SpriteEditorを使った方法
  • レイヤーについて
  • コライダーの説明
  • スクリプトの適用方法
  • Prefabの使い方

スクリプトや、Prefabを使ってだいぶゲームっぽいものを作るのですが、解説が丁寧で迷うことはありません。
各操作ごとに図があるので、それ通りにやれば誰でもできる様になっています。

ほとんど同じ手順でも毎回説明が書いてあるのでなれている人から見たら、 冗長かもしれませんが何度も同じ作業を繰り返すことで解説どおりにやっていくことで自然と操作を覚えることができました。

Chapter5 UI作成

ゲーム制作というと実際にゲームのプレイ中キャラクターの動作などに注目されがちですが、タイトル画面も大事な要素ですよね。

Chaptor5ではUIについての解説が書いてあります.

  • テキストの作成方法
  • 画像の埋め込み
  • タイトルシーンの作成

テキストの使い方と、 タイトルシーンを実際に作っていく手順が解説されています。
Unityというとキャラクターの動作など動かすところがメインに解説されることが多いので、意外とUIについての解説があると非常に助かります。
ゲームとして成り立たせるにはメイン以外にタイトルなどテキストの埋め込みなどが必須になってくる場面は出てくるので、そちらもしっかり解説されているのがとても良かったです。

Chapter6 3Dゲーム作成

この章では実際に3Dのゲームを作っていきます。

3Dのゲームでステージ上を駆けてゴールを目指すといったゲームです。

これまでの内容で学んできたステージ作成やゲームとして成り立たせるための条件設定BGMなどゲームに必要となる下記の要素を学べます。

  • Assetの使い方
  • オブジェクトとスクリプトを使ったクリア条件などのゲームルールの設定の仕方
  • BGMの付け方

ここまでできるとかなりゲームらしいことができます。
クリア条件の設定など、多少スクリプトを書く部分も増えてきます。
ただ1つ1つ解説は書いてあるのでプログラムを書いたことがない人でも理解できるようにはなっています。

Chapter7 スマートフォン向けの改良

この章ではChapter6 で作ったゲームをスマートフォン向けに改良や、ビルドする手順が写真付きで載っています。

  • スマートフォン向けのコントローラーAssetの使い方
  • 処理の負荷をへらす方法

スマートフォンならではの操作方法への対応の方法や、PCと比べて処理性能の劣るスマートフォン用に負荷を軽減するテクニックが学べます。
今だとPC用よりスマホ用にゲームを作ることが多いので、スマホ用の解説もあるのは非常に助かりました。

良かった点

  • 解説が非常に丁寧、操作を行うごとにキャプチャがあるため迷うことがない
  • Unityの基本的な使い方がわかる
  • Tipsで応用的部分などの補足があり、自分でアレンジなどにも挑戦ができる構成となっている

物足りない点

  • アニメーションの解説がない

移動などのアニメーションが付いたゲームはもちろん作るのですが、すべてスタンダードアセットの出来合いのものを使うので、アニメーション自体の解説はほぼありませんでした。
自分で3Dモデルに対してアニメーションを付けたりといったことを学ぶことはこの本ではできないので、次の段階として別の書籍等で勉強する必要があると思います。

まとめ

下記のような人におすすめの書籍だと思います

  • Unityを初めて触る方
  • 基礎固めをしたい方

この本ではそれぞれの作業が毎回キャプチャーがあるため、本当に初めて触る方でも迷うことがないと思います。
その意味でもUnityを初めて触る方にはおすすめできる書籍だと思います。

ただ逆に言うと、ある程度基礎がある方にはもしかしたら、説明がくどいと思うかともいるかも知れません。結構な勢いでページをめくって進めていく感じになります。